2015年12月
【言いまつがい】糸井重里(書評NO.4)
この本を読んで吹き出さずに済ませる事は非常に困難です(笑)
色々悩んでいるのがばかばかしくなる位、笑えます。
私は最初、電車の中で読んだのですが、どんなにこらえても肩がふるえます。完全に怪しいおばさんでした。
【関ケ原】司馬遼太郎(書評NO.3)
人間模様がとても興味深く何度も何度も本が擦り切れるまで読んだのが司馬遼太郎さんの【関ケ原】。たぶん20回以上読んだと思います。
司馬さんの書く文章は明快で読む人をぐいぐい引き込む力があります。目の前に光景が広がるようです。
関ケ原に関する本は他の方のものも読んだのですが、私の中では司馬遼太郎さんのものが一番です。
あまりにも有名な戦いなので結果は分かっているのですが、それを忘れてしまうほどドキドキハラハラさせられる内容です。
人生と言うのはほんのちょっとした事で180度変わってしまうのだな、とこの本を読んで強く感じました。
【結婚のずっと前】(書評NO.1)
書評と言うほど大したものを書くつもりは無いのですが、本好きの原田が今まで読んだ中で心を動かされた本を少しずつご紹介していきたいと思っています。
坂之上洋子さんと言う方が書かれた結婚と恋愛についてのメッセージ集です。
全部の写真が美しく、パラパラとめくるだけで心が癒されます。
文章もとても優しく語りかけてくれるような感じで心に栄養をくれます。結婚前にぜひお読みいただきたい一冊です。
ネタバレになるのであまり内容は詳しく書きませんが、本の中の1文だけご紹介します。
『相手がすごく怒っているとき
ひと呼吸しよう
もしかしたら
あなたの愛が足りないのかもしれないからね』
全然お説教くさく無くて、優しい口調でつづられているメッセージ集は、心の栄養になってくれると思います。
JR大阪駅の会員制サロンにてご相談受付開始しました!
てくまりんぼ原田奈美子です。
当店は大阪府の枚方市と言うところにあります。お客様サロンと製作工房が一体となっている手作り工房です。
普通のブライダルサロンと比べるときらびやかで無い分、手作り工房ならではの温かみを感じていただけると思います。
ただ大阪の中心部からは離れているため、お忙しい皆様の中にはご来店が難しく思われている方もいらっしゃると思います。
そんな方のためにJR大阪駅直結の会員制サロンでのご相談を開始いたしました。ドレスのご試着はして頂けませんが、ご希望の商品をお持ちしてお手に取ってご覧頂く事はできます。
サロンは年中無休で朝9時から夜11時までオープンしています。私、原田奈美子の予定が合えば極力ご希望の時間に合わせさせていただきます。
※基本的にご試着はできません。出来るのは、ご相談と商品(サンプル)をご覧頂く事のみになります。(ベール・エプロンなど場所を取らないものでしたらご試着頂ける場合もあります)
※当日のご予約は承る事ができません。遅くても2営業日前の18:00までにご連絡ください。(枚方工房は水・日・祝が定休日です。サロンでのご相談は定休日でもうけたまわります)
※ご希望日時通りに承る事が出来ない場合があります。必ず第2希望、第3希望までお書きください。
※サロンの場所はご予約頂いた後に直接お知らせします。
以上の事をご了解の上、サロンでのご相談をご希望のお客様は下記フォームまたはお電話でお申込みくださいませ。フォーム送信後2営業日以内に返信の無い場合は、念のため072-857-8750までご連絡くださいませ。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
大阪マラソン
先週(10月25日)大阪マラソンのボランティアとして参加してきました♪
大阪マラソンも第5回。私は4回目のボランティア参加となりました。
今回の仕事は『沿道整理』主にランナーさん用トイレへの誘導でした。
とーーーーっても大変でした(^^;)ランナーさん用トイレは歩道を横切らないといけないので、通行の人を止めてランナーさんを通すんです。
歩道と言ってもとても広く、止めないとランナーさんは横断できない位の人や自転車の往来があります。
すんなり止まってくれる人がほとんどですが、そこは大阪。「なんで止まらなあかんねん!」と怒鳴られたり、自転車で強行突破されたり。。。
20キロ地点での活動でしたので、早い人と遅い人の差がかなりあります。先頭集団はトイレに行く方はほとんどいませんが終わりになるに従ってトイレに行く人も増え、多い時はトイレ前で40人ぐらいの行列になってしまっていました。
終わり近くの方はあまりタイムを気にしない、とにかく完走を目標にされていると思うのですが、それでも40人待ちはキツイですよね~。
色々ありましたが、ランナーさんの頑張りを見ているだけで感動しますし、楽しい1日を過ごさせていただきました。
今回一緒に参加した仲間達です。来年も感動をいただくために参加させていただこうと思っています。
福山雅治さんの結婚について
てくまりんぼ原田奈美子です。今日のブログは完全にプライベートモードです。
いや~、先日はビックリしました。心臓が止まるかと思う位(^^;)1日以上経ってやっと冷静になれました(笑)
冷静になって考えてみると、「本当に良かったですね~。」と言うのが一番大きな気持ちです。
最初は驚き過ぎて自分の気持ちが良く分からなかったです。ショックを受けているのかどうかも。
私がファンなのを知っているたくさんの方からメッセージをいただきました。
「ご無事ですか?」と言うのもあって笑ってしまいました。
福山さんが結婚する事によって何かが変わるのかと言えば何も変わらないんです。私自身は何も不利益をこうむりません(^^)これは断言できます。
今まで通り応援するだけです。
でも悲しい、とか淋しい、とかおっしゃる心情はよく理解できます。私も女ですから。
自分は結婚しているクセに、と言われますがそれはそれ、これはこれですよね(^^)
夢を見るのはとても素敵なことだと思いますし、その素敵な夢に突然、動かしようの無い現実が割って入ったのですからとても強引で乱暴な出来事に感じてしまう人もいるでしょうし、怒りの感情を持つ事もあるでしょう。
リアルな失恋によく似た感情なのかしら。
自分の気持ちひとつで世の中が不幸にも幸せにも感じてしまうのだと思っています。
夢を見させてもらえてる存在が結婚したからと言って、夢が見れなくなると言うのは違うかな~と思います。今までと夢の見かたを変えればいいのでは無いでしょうか。たとえば不倫相手の設定にするとか(笑)。
スマートフォンの待ち受け画面が今まで福山さんだったのに、結婚されたのを機に待ち受けが家の猫に変わってしまった私ですので偉そうな事はけして言えませんが、落ち着きましたので(笑)また画像を変えてみようかと考えています。
まあ、この現象から考えても私も一時的にテンションが下がったと言う証拠ですね。
テンションも戻りつつありますので本心からのおめでとうが言えるようになりました。
これからも応援しますよ♪
もっと素敵なもの作りを
昔から繊維の成り立ちにとても興味があります。『服のもと』ですものね。
いつか一番元から関わったドレス作りがしたい、と思い続けて未だに実現出来ていません。
シルクに関して言えば、カイコから育ててみたい、とは思いませんが(だって怖いもん^^;)糸になって織る段階から関わりたいです。
もちろん染めも。デザイン学校で勉強していた若い頃から、ただ流行を追いかけるだけの服作りに「何か違う」と思っていました。
その年しか着られないファッションが巷に溢れています。
ファッションってもっと奥が深くて、もっと素敵なものだと思うのです。
その年しか着られない=使い捨て。と言う事はそれを作り出しているデザイナーに対しても企業側の意識は使い捨てだと思います。特に若い女性向け、その中でも中高生向けのデザイナーさん達は本当に大変だと思います。
可愛くて、新しくて、そして何より『安く』作らないといけない。
ゆっくり丁寧にものを考える余裕なんて無いはずです。営業からは新しいものを常に求められてそのうち疲弊してリタイヤ。
ファッションが好きでデザイナーを志してやっと実現したのに3年とか4年と言う短い期間でやめて行くデザイナーさんの多い事。
あれだけ追いまくられていたら新しいものなんて浮かんで来なくなりますよ。
若い才能がもったいないですね。もっと魅力的な服作りが出来るはずなのに。
そして最終的に売り場には魅力的な服が少ないし、似たようなものが並ぶのです。服が売れない、と言われて久しいですがこの悪循環を何十年も業界は繰り返しています。ここをなおさないといつまでも一緒でしょうね。
私自身も、もっともっと本質に迫るもの作りがしたいです。まだまだ勉強ですね(^^)
☆糸から関わって作っているのが当店の『花嫁ハンカチ』です。このやり方がドレスでも出来ればと昔から考えています。いつかきっと(^^)
リバーレースのヒゲ(^^)のお話
てくまりんぼ原田奈美子です。
てくまりんぼのウェディングドレスやベールに多く使われているレースのひとつに『リバーレース』があります。
リバーレースと言うのは元々フランスの伝統産業とも言えるものでした。リバーレース織機(おりき)から紡ぎ出される美しいレースの模様は他のレースに真似の出来ない、何とも言えない優美なものです。
今はもうリバーレースを織る機械は製造されていないらしく、今後どんどん希少価値が高まってくると思われます。
英国王室のキャサリン妃の結婚の際のドレスにはリバーレースが使われていましたね。
このようにレースの格と言う意味では一番上に位置するのがリバーレースになるのだと思います。
そのリバーレースの大きな特徴がレースの端のヒゲ(^^)です。これは正式にはアイラッシュと呼ぶようです。
こちらは当店のウェディングベール【ジュピター】の柄のアップです。
もう少しアップで見てみましょう。
このアイラッシュこそがリバーレースの証となります。最高級のドレスやベールが最高級と言われる理由は、リバーレースを使っているからだと言っても大げさでは無いと思います。
レースは元々手織りから始まったものですが、このリバーレースはその手織りをしていた時代のレースの温かみをそのまま残しています。
優しくて美しいレースです。
お客様の中にこのアイラッシュが気になるとおっしゃる方も時々いらっしゃいます。
その時はリバーレースの特徴についてお話させて頂くとほとんどの場合、ご納得頂けるのですが、それでも気になられる場合、アイラッシュをカットさせていただく事は可能です。リバーレースの織の構造上、アイラッシュをカットしてもレースがほどけてくると言う事はございませんのでご安心くださいませ。