愛とか夢とかワインとか
マタニティフォトのお客様
15年間で初めてです。マタニティフォトのお客様。ウェディングベールをお求めに丸く大きく可愛らしいお腹を抱えて暑い中、ご主人様とご来店くださいました。
来月が出産ご予定だそうです。
今、とても流行っているらしいですね、マタニティフォト(^^)
いいな~、と思いました。私が長男を出産したのは20年前。マタニティフォトと言う言葉は無かったと思います。当時、ママひとりで記念に撮影する話は聞いた事は有りましたが、今のように全然一般的ではありませんでした。ましてやご主人と一緒に撮る人はほとんどいなかったと思います。
ベールをして、白のチューブトップを着てレースのスカートをはいて撮るそうです。
幸せがいっぱいいっぱい溢れている気がしておふたりとお話しさせていただいているだけで私もほんわか幸せな気持ちになれました。
お買い求めいただいたベールは【メロウ&パール】ベール。
幸せのシーンにピッタリの優しいベールです。
元気な赤ちゃんの誕生を心からお祈りしています!
小1の壁
【小1の壁】このニュースを読んで自分の時の事を思い出しました。
私は2人の子供を保育園卒園後、学童保育に預けました。
保育園の時より小学校に行き始めてからの方が大変でした。
たくさん困った事がありましたが、一番困ったのはやはり、預かってくれる時間ですね。
保育園は朝7時から夜7時まででしたが、学童保育は午後6時まで。
この1時間の差はキツかったですね~。
6時を過ぎたら子供達だけで帰されていました。これが心配でした。
長男の頃、地元大阪の小学校の児童殺傷事件があり、ママ達はとても不安な気持ちでいた頃です。
この事件があってしばらくは学童に行かずに帰る子供達は集団下校でしたし、道中たくさんの大人のボランティアが見守っていました。
だけど、もっと遅く帰る学童の子供達は放置!何も変わりませんでした。
それなら早く迎えに行けば、と言う話かも知れませんが「それが出来るならとっくにしてるわい!」って話です(笑)
学童保育自体も、けしていい環境ではありませんでした。プレハブに詰め込み状態で先生の数も少なく、目が届いていない感満載でした。
グランドにぽつんと建つプレハブ。どこからでも侵入できます。
誰かが侵入して来ても子供達を守りきる事は難しいでしょう。
世の多くの母親達は多くの葛藤を抱えながら働いています。
子育て支援制度もまだまだ穴だらけな気がします。
待機児童を減らす施策ももちろん必要です。そこで働く人達の待遇改善も必要でしょう。
でもそこで多くの時間を過ごす子供達の安全面の対策こそ急務なんじゃないでしょうか。
母親達は不安感を持ちながらも預けざるを得ない状況です。
何かあってからでは遅いです。
3ヶ月待ちのクリーニング屋さん
3ヶ月待ちのクリーニング屋さんのお話
お客様のお式が終わった後、ドレスをお預かりしてクリーニングに出すのですが、私が信頼してお願いしているクリーニング屋さんは何と!3ヶ月待ちなんです。
普通のクリーニング屋さんと違うところは、ウェディングドレスを手洗いするところ。
大きなドレスを1点ずつ手洗いで丁寧に仕上げます。
1着に数人がかりで何時間もかかるそうです。
他のクリーニング屋さんがお手上げのものでも綺麗にしてくれます。
一番困るのがウェディングドレスに付いた赤ワインのシミ。
これは普通のクリーニング屋さんでは完全お手上げです。
優れた技術力でどんな汚れでも落としてくれます。
プロ中のプロです。
お値段もそれなりです。普通の3倍位はします。
それでもそこに出したい、そこじゃないとダメ。と思っています。
仕上がった後の梱包の仕方も見事です。本当に気持ちのいい状態で送られて来ます。
急がれるお客様の場合は2~3日で仕上げてくれるところに出します(そこもドレス専門の業者さんです)が、そうで無ければ3ヶ月かかるし、料金も3倍だけれど信頼のこのお店に出しています。
高くてもここじゃなきゃダメ、と思われるお店に当店もなりたいと強く思います。
※このドレスは【ピュアシルクのロマンティックドレス】
シルクオーガンジーをふんだんに使ったふわふわの”大人可愛い”ドレスです。
ビジネスホテル 訪日客に商機(BY日経新聞)
最近、ビジネスホテルが面白くなってきていますね。外国人観光客は前年比で3割増えているそうです。
外国人が喜ぶ仕様に変えて来ているようです。
わざと入館時には靴を脱ぐようにしたり畳の部屋を増やしたり・・・
出来るだけ簡単な言葉で
原田奈美子です。
専門用語ほど誰にでも分かる簡単な言葉で説明したいな~と思っています。
難しい事を簡単に説明出来るのがプロなんだ、と昔から思っていました。
簡単に説明できると言う事は、その事を熟知していないと難しいです。その事に関する語彙の数が多いので言葉を変えて説明もしやすいんですよね。
中途半端な知識だと逆に小難しく言って知識の浅さをフォローしようとする意識が働きそうです。
自分が聞く立場の時は、知らない事を「知らない」と言える人でありたいです。
私自身、相当知識が偏っていると思うので知らない事に関しては有り得ない位無知なので皆が知ってて当たり前の事を知らなかったりします。
それを「分からないから教えてください」と言える勇気をもちたいです。
※写真は京都の五重塔。行ったのは12月10日です。京都は底冷えするので覚悟して行ったのですがとても暖かい1日でした(^^)
有名な三年坂の事を知らないでお店の人に「ここはどこですか?」って聞いちゃいました(^^;)地元なのに恥ずかしい。。。
心動く仕事
10年前にたまたまラジオで紹介されていた当店の事を10年間、ずっと憶えていて下さっていた花嫁のお母様。
お嬢様の結婚が決まった時、迷う事無く当店にご連絡下さいました。
『自分の手で娘のウエディングドレスを縫い上げたい』と言う強くて熱い想いがお話させて頂いている間も伝わって来ました。
ウェディングドレス手作りセット+手作り教室へのご参加でとても豪華なドレスを縫い上げられました。
「このドレス作りが自分の人生の集大成です。」とおっしゃっておられました。
素人が作る域をはるかに超えたゴージャスなウェディングドレスが出来上がり、無事にお式の日を迎えられました。
そして今日、お母様がお式の報告にご来店。
どれほど幸せな一日だったか、弾むお母様の声に私達も感動を頂きました。
「10年前、ラジオを聞いた事がきっかけでこんな幸せな日を迎える事が出来ました。本当に感謝しています。」と涙されていました。
感謝を申し上げるのはこちらの方なのに何度も何度もお礼を言われるその姿に再び私達も感謝。
「本当にいいお仕事をされていますね。」とおっしゃって頂きまた感謝。
ただドレスを売っているのでは無いんだな、と改めて自分自身の仕事の事を思いました。
お母様が作り上げられたこのドレスは、完成したひとつのドレスと言う形あるもの以外に大きな価値があると思いました。
お母様の強い想いがドレス作りを通して、お嬢様の笑顔、ご新郎様の笑顔、みんなの笑顔につながり、大きな幸せを作り上げたのだと思います。
幸せな一日は幸せな明日につながり、幸せな未来につながると思います。
私達はその幸せを作り上げるお手伝いをしているのだと改めて今日思いました。
ただのドレス販売屋になったら『てくまりんぼ』の存在価値は無いのかも知れません。
『心動く』仕事を出来るだけして行きたいと思っています。
心を込めて提供するものが、お客様の心を動かし、その結果、私達の心も動く。
「ありがとう!」だったり、「嬉しい!」だったり、「楽しい!」だったりがたくさん生まれて欲しい。幸せな気持ちと笑顔をたくさん生み出したい。
そんな温かい会社でありたいと思います。
足る(たる)を知る
偉い人が時々言ってますよね、『足る(たる)を知る』って。
この言葉自体は昔から知っていましたが、最近です、実感を持ってこの言葉が感じられるようになったのは。
要は「あれもこれも欲しい」と無いものを数えずに今有るものをちゃんと見ようよ、と言う事なんですよね。
欲しいものはたくさんあります。有りますが、ふと自分の周りを見渡してみると本当にたくさんのものに囲まれていますし、あれもこれも持っています(^^)
何より、愛する家族がいてくれる事にこれ以上の幸せは無いと感謝すべきだと強く思います。
欲望も煩悩もまだまだありますが、欲しい!と思う前に少し自分の周りを先に見渡すクセを付けて行きたいと思っています。
私の夫が時々言うのですが、朝起きた時に「ああ、今日も屋根の有るところで寝る事が出来た!ありがたい!」と思うそうです。
そう言う事なんですよね。
人間の欲望は果てしないと思います。たとえその欲望が実現できる立場に居て実現させて行ったからと言ってその人が幸せか、と言うとけしてそうでは無いと思います。
豊臣秀吉の晩年がいい例ですよね。
足るを知る、事で逆に心は豊かになって行ける気がしています。
平坦である事
ずいぶん前で記憶も不確かですが、女性リーダー研修と言うのに行った事が有ってその中で印象的だった事を思い出しました。
みんなで『理想のリーダー像』を話し合う、と言うのが有りましてその中で一番多かったのは何だったと思いますか?
↓ ↓ ↓ ↓
☆気分に浮き沈みが無い人☆
だったんです。50人位いたのですがダントツの1位でした。
言い方は人それぞれだったのですが、その中でそのフレーズ面白い、と思ったのは「気分が平坦なリーダーがいい」と言う言葉。
この使い方、文法的に合っているのかどうかは分かりませんが、私の心には一番響いたフレーズでした。
そのセミナー以来、私は特に特に特にこの事に気を付けようと思いました。
自分の感情の差で人に対する態度は変えない。いつも平坦でいる。
女性なので難しい時もありますが、この事を常に忘れずにいたいと思っています。