ウェディングドレスからベビードレスへ
ある日、お客様から「手元にあるウェディングドレスをベビードレスとお宮参り用のケープにしたい。」と言うご相談がありました。
ドレスを拝見すると落ち着いたローズピンクのサッシュベルトが印象的で美しいレースのオーバースカートが重なっていました。
バックのトレーンも大変豪華でクロスの地柄のオーガンジーの上にシルバー刺繍があしらわれていました。この部分をお宮参りケープの全面に使うと晴れの日にふさわしい華やかさが表現できると思いご提案させて頂きました。
元のドレスのオーバースカートのタテに優美に流れるレース使いをそのままベビードレスに再現させて頂きました。
帽子のツバもレースで作る事で愛らしさと華やかさが増します。
サッシュベルトのローズピンクの色がとても上品でエレガントだったのでこれはぜひベビードレスに使いたいと思いそちらもご提案させて頂きました。帽子にもお揃いの小さなリボンを付けました。
このデザインに決まるまで、何点かデザイン画を描きながらお打ち合わせを重ねました。
↓そして出来上がったお宮参りとベビードレスと帽子のセットがこちらです。↓
ただ華やかなだけで無くエレガントさも兼ね備えた素敵なセットになったと思います。

お客様からの再相談
このお宮参りケープとベビードレスと帽子のセットをお届けして1年ぐらい経った頃、同じお客様から再度ご相談がありました。
「素敵だったベビードレスをもっと長く着れるようにキッズドレスにお直しできますか?」と言うお問合せでした。
当店ではベビードレスは基本的に80サイズでお作りしています。
生まれたばかりの赤ちゃんにはゆとりのあるサイズです。そのままで1歳頃まではお召し頂く事が出来ます。
細目のお子様でしたら2歳頃までお召し頂けますがやはり成長と共に袖丈や首回りは小さくなってきます。
その事をお伝えした上でキッズドレスとしてのお直しのご依頼をお受けしました。
キッズドレスへのリメイク
ベビードレスが届きました。素敵なベビードレスなので基本デザインは崩さずに最初にお客様にお伝えしたように衿と袖をお直しする再リメイクを行いました。
衿はフラットカラーを取り外し、サテンのパイピングで丸首の衿へ。
袖はキャップスリーブに仕立て直しました。
元のドレスのイメージも次のベビードレスのイメージも壊さずにキッズドレスへと再び形を変える事が出来ました。
↓出来上がったお子様ドレスです。↓



成長とともに続くドレス
ウェディングドレスから始まり、
ベビードレス、そしてキッズドレスへ。
一着のドレスが、お子さまの成長とともに形を変えながら受け継がれていく姿を見ることができ、
私たちにとってもとても嬉しい出来事でした。
大切な思い出のドレスが、これからも長くご家族に寄り添ってくれることを願っています。
今回の作品は以下のページでもご紹介しています。
▶ウェディングドレスからベビードレス・お宮参りケープへのリメイクはこちら
―― ずっと手元に置いておきたい、大切な想い出を形にするお手伝いをいたします。


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