ウェディング姿の中で唯一、20分間の挙式のみに使われるアイテムがあります。
それはウェディングベール
そこにはある重要な意味が込められています。
古代ローマ時代から有ったと言われるベール。
当時は花嫁を悪魔から守る意味があったと言われています。
近年では魔除けと共にベールを上げてキスをする事で、正式に愛する人の妻となった事を示すシンボリックな役割にもなっています。
このようにたくさんの意味が込められたベールには独特の美と花嫁を美しくする 魔力が宿っています。
聖母マリア様がお召しになっていた事から取られた名前で人気のベールです。マリアベールを着用することで全体のイメージがぐっとゴージャスになります。 装飾が華やかなドレスの方は、細めのレースのマリアベールをお選びになって下さいね。
でも、マリアベールに決めた!という前にちょっと待って!
新郎が花嫁の ベールを挙げてチュッ! というシーン、(フェイスアップの儀式)が出来なくなります。
【マリアベールをフェイスアップベールに】
オプションでマリアベールに1枚、フェイスダウン用のチュールをほどこして、フェイスダウンスタイルが出来るマリアベールに加工致します。コームが付いておりますので、簡単に装着が出来ます。
マリアベールかフェイスアップベールか、悩んでいる花嫁様におすすめです。
※詳しくは『マリアベールフェイスダウン加工』の商品ページをご覧下さい。
オプション加工をほどこさない場合、マリアベールをふたつに折り返してピンで留めて頂く方法もあります。ピンを外すと通常のマリアベールとしてご利用頂けます。事前にヘアメイクさんとの打ち合わせが必要になります。
※詳しくは『マリアベールについて』をご覧下さい。
基本的に マリアベール の方がお顔周りにレースが出る分、存在感があり、レース越しの横顔の印象も華やかなイメージなります。
「ウエディングドレス がシンプルで飾りが少ない」という方
マリアベール をお勧めします。
シンプルなドレスとマリアベールを合わせることで、ドレススタイルが
完成します。レースの幅が10センチ以上あるマリアベールはドレスの印象がぐっと華やかになります。
フェイスアップタイプのベールもレース巾が広い方が華やかなドレススタイルになります。
「ウエディングドレス にはある程度の装飾がある」という方
ドレスに装飾されているレースやビーズ加工はどれくらいでしょうか?部分的でしたら問題ありませんが、レース柄やビーズ装飾が目立つドレスの場合、豪華なレースを使ったマリアベールとけんかしてしまいます。
フェイスアップタイプのベール、もしくはマリアベールでしたら比較的レースが細めのシンプルなものをお選び下さい。
ウエディングドレス はかなり豪華という方
細めのレース、またはをレースを使っていないシンプルなベールがお勧めです。豪華なドレスとシンプルベールを合わせる事で、ドレスのデザインを引き立てるコーディネートになります。
もしくは豪華なドレスに負けない存在感のあるベールもお勧めです。ドレスの装飾と統一感のあるベールを合わせて頂くと、よりゴージャスなドレススタイルが完成します。
●教会式
教会式は後ろ姿が目立ちますので ロング丈のベール がお勧めです。
ドレスのスカート裾よりさらに長いベールのレース周囲が、祭壇前に立つ花嫁の後ろ姿をこの上なく華やかな印象にします。
ロング丈のベール
ドレスのトレーンが長い場合はミドル丈(ミディアム丈)のベールもお勧めです。 トレーンの豪華な装飾が際立ちます。
●ガーデン・レストランウエディング ・フォトツアー等
軽やかで動きやすい ショート丈・ミドル丈(ミディアム丈)がベストです。フォトツアー等では風になびく恐れがありますので、短いベールがお勧めです。
教会式はロングベールで、その後のご披露宴で短いベールにチェンジされる方もたくさんいらっしゃいます。
その場合のベールの意味合いは厳粛な式とは違ってヘッドドレス(ヘアアクセサリー)感覚でお考え頂ければと思います。
【ウエディングドレス のデザインで決める】
ウェディングドレスのトレーンが長くバックウエストに装飾がある場合、その装飾より少し長めのベール丈にして頂くと、 装飾はベール越しに透けて見え、トレーンも引き立ち美しいバランスです。
ミドルベールはエレガントでお式でもカジュアル過ぎる事はありません。
バックウエストの装飾にベールの裾が重なりますと、その部分がうるさい印象になってしまう恐れがありますのでご注意くださいね。
ロングベールの場合はドレスの裾よりも長い丈をお勧めいたしますが、トレーンが非常に長いドレスにはセミロング丈もバランス良く合わせて頂けます。ロングベールはドレス全体をベールが優しくつつむ事により幻想的な雰囲気を醸し出す事ができます。
【 ロングベール にした時の長さの決め方】
ロングベールの長さを決めるときの目安として、ドレスの後ろスカート裾より30cm以上ベールが長いほうがトータル的に美しいバランスです。
『あなたの身長+ヒールの高さ+ドレスのトレーンの長さ(床につく部分)+30cm』
が美しいシルエットを作るために最低必要なベールの長さだと覚えておいて下さい。マリアベールの場合は、頭のトップからおでこにかかるベールの長さが必要ですので、上記の計算方法プラス15cmほどの長さをお勧めします。これ以上長い分には問題有りませんが会場のスペースや動きやすさなどを考えて、長さを決定して頂ければ、と思います。
基本的にロングベールは長過ぎると言う事はありません。
長ければ長いほど格が上とされています。たとえば英国王室の結婚式のように(^^)
会場のスペースが許すならうんと長いベールにされてみてはいかがでしょう?
一番美しくないのはドレスの裾よりほんの少し短いロングベールです。見ていてとても残念です。そうなる位なら短いベールの方がいいと思います。
基本的にベールのお色はウエディングドレスのお色に合わせてお選び下さい。
・ホワイト :ホワイトチュール+ホワイトレース
(青みのある真っ白で純白のホワイトドレス用)
・ソフトホワイト :ホワイトチュール+オフホワイトレース
(ホワイトドレスや、ホワイトとオフホワイトの中間色のドレス用)
・オフホワイト :オフホワイトチュール+オフホワイトレース
(ホワイトと比べて青みがないお色で基本的にはオフホワイトドレス用)
・ソフトアイボリー :アイボリーチュール+オフホワイトレース
(オフホワイトとアイボリーの中間色のドレスや、明るめのアイボリードレス用)
・アイボリー :アイボリーチュール+アイボリー染色レース
(黄色みの強いお色でアイボリードレス用)
<ホワイトドレスの場合>
ホワイトまたはソフトホワイトのベールをお勧めしますが、
オフホワイトのベールでも明るめのベールでしたら合わせて頂ける場合もあります。
真っ白のドレスをオフホワイトのベールがふんわりと包み込んで優しいイメージです。
<オフホワイトのドレスの場合>
レンタルドレスの場合、これが一番多いパターンです。
ベールも当然『オフホワイト』をご選択ください。 ホワイト(青みのある白)のベールを合わせると、 ベールが白く浮き上がって見えますので避けた方が無難です。
<アイボリードレスの場合>
ベールはアイボリーまたはソフトアイボリーをお勧めします。
アイボリーとオフホワイトの中間色のようなドレスでしたら、ベールはオフホワイト、
またはソフトアイボリーがお勧めです。オフホワイトを合わせて頂くとお顔周りが
明るく華やかな印象になります。
ドレスに合うお色がわからない場合には、チュール色見本、レースサンプル&チュール色見本セット、ご試着ベールをご用意しておりますので、ぜひご利用下さい。
お問い合わせを頂きドレスのお写真を拝見した場合でも、撮影時の照明やフラッシュの影響により、実際のドレスのお色の判断が非常に難しいため、色見本やご試着ベール等をドレスと合わせてご確認頂けましたら安心だと思います。
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てくまりんぼでは、皆様のベールのご相談を歓迎しています。
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ウエディングベール のオーダー・サイズオーダーも承っております。
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