[ウェディング工房 てくまりんぼ]

日本テレビで紹介されました

日本テレビ人気情報番組『ザ・ワイド』

<デザイナーは見た!母の想い>というサブタイトルで実際にあったお客様との感動の
やりとりが再現ドラマ形式で放映されました。 (2006年3月16日放映)

放映後、大変多くのお問合せやオーダーのご注文を頂きました。嬉しい悲鳴です。^^

そして何より今回ご協力頂いたお客様に対して深く感謝しております。

たいへんお忙しい中、ドレスをお貸し頂いたり、テレビ局の取材にもこころよくご協力
いただきました。

この場を借りて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!!

放映された一部をご紹介します。
(物語1)
大阪府にあるドレス工房『てくまりんぼ』はウエディングドレスをオーダーで作っている会社。
代表の原田奈美子はこの道20年のベテラン。皇室の衣装製作にも関わった経歴を持つ。

(物語2)
ある時、1着のドレスの依頼があった。持ち込まれたのはシルクの反物。
ウエディングドレスではなく、カクテルドレスをこの反物で作って欲しいというご依頼。
カクテルドレスのみのご注文は今回始めての経験。しかも、薄い繊細なシルクの反物。

とまどいながら原田はたずねる。
原田「失礼ですが、この反物は?」
お客様「母の形見なんです」



(物語3)
結婚式直前に亡くなったお母さんは着物が大好きだった。
参観日にはいつも着物で来てくれた。
結婚式をとても楽しみにしていたお母さんの形見の着物地でドレスを作って欲しいという要望。

お客様の想いのこもった反物。この世にふたつとないものだけに絶対に失敗は許されない。
しかし、この想いを形に出来るのは自分たちだけだと思い、この難しいオーダーを受ける事を決心する。


※実話をもとに俳優さんの演じた再現ドラマです。

(物語4)
仮縫い・打ち合わせを繰り返して仕上がった世界にたったひとつのドレス。
嬉しい晴れの日。きっとお母さんも天国から見守ってくれているはず。

※実話をもとに俳優さんの演じた再現ドラマです。

【原田の感想】

今回ご協力頂いたお客様は小学校の先生です。

1年生の担任を持たれていて、「子供たち、ホントに可愛いです!」と顔をほころばせながら
おっしゃっておられたのがとても印象に残っています。

再現ドラマでは紹介されなかったのですが、式が終わって新郎新婦が会場の外に出た時、
担任をしているクラスの子供たちとお母さんたち全員が祝福に来てくれたというもうひとつ
の感動的なお話があります。

偶然にも私も1年生の子を持つ親です。
これだけ子供たちに慕われている先生、本当に素敵だと思いました。

お若いながら色々な人生の試練を乗り越えて来られた方なので、普通にお話させて頂いていても包み込むような優しさや温かさがそこかしこに感じられる、人間的にもすばらしい方でした。

この仕事をさせて頂いていると今回に限らず、色々な方たちとの出会いがあります。

どの方にもそれぞれの物語があり、忘れる事の出来ない方ばかりです。

結婚を控えられている方からは幸せのオーラを感じます。

その幸せのおすそ分けをいつも頂けているような気がして、この仕事をさせて頂いている事に毎日感謝をしています。

これからもずっと、ずっと皆さまの晴れの日のお手伝いを続けて行きたいと心から思います。

                                      2006年3月20日 原田奈美子